白髪の基礎知識

意外と知らない白髪のメカニズム~どうして白髪が生えるのか?~

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若い男性も、中高年の男性も悩まされる髪の問題と言えば、薄毛、白髪のどちらか(もしくは両方)です。

私は、若白髪で、小学生のころから白髪が目立ち始め、高校に入るころには白髪染めをしないとやってられないような状態になりました。

そもそも、どうして白い髪の毛が生えてくるのでしょうか?

白髪のメカニズム

髪の毛の生産場所は?

髪の毛は、1本1本が頭皮内の「毛包」と呼ばれる場所から生み出されます。毛包の中には毛乳頭という突起があり、毛細血管で運ばれてきた養分を蓄えています。

この毛乳頭を取り囲んでいるのが、毛髪をつくる毛母細胞で、毛乳頭から養分を得て、次々に細胞分裂し、日々毛髪をつくり出しています。根元からどんどん新しい髪の毛が生産されて、髪が伸びてくるという事です。

最初はみんな白髪

日本人はほとんどの人が黒髪、欧米人は金髪やグレーなど人種によって髪の毛の色は様々です。しかし、上記の毛母細胞で作られた髪の毛は等しく【最初は白色】です。

つまり、毛髪が頭皮内で成長する過程のどこかで、色素細胞(メラノサイト)がつくり出したメラニン色素が毛髪内のコルテックスという場所に取り込まれて初めて髪の毛に色がつくのです。

メラノサイトの異常=白髪の発生

白髪になってしまうのは、色素細胞(メラノサイト)が、何らかの原因で弱まったり消えてしまい、髪を黒くするメラニン色素がつくれなかったためと考えられています。実は、近年でも白髪のメカニズムについては完全に解明されていません。

タイミングは【生え換わりの時】

毛髪には寿命があり、一本の髪の毛はだいたい3年~7年の間で寿命を迎え、抜け落ちてしまいます。本来であれば、その後毛穴に新しい髪の毛を作る為の細胞が再び出来上がり、新しい髪の毛の生産が始まります。

しかし、何らかの原因で毛穴の中の毛細胞の再構築がうまくいかず、メラノサイトがないまま髪の毛の生産に入ってしまう事があります。

これにより白髪が発生します。つまり、白髪が新たに生えるタイミングは、髪の毛の生え換わりの時期と言う事です。

今後の白髪対策についての展望

花王の研究の発表によると、毛髪の根元にあるたんぱく質FGF(繊維芽細胞増殖因子)をつくる遺伝子の量が減って働きが悪くなると、髪に色をつけるメラノサイトの増殖力や毛髪細胞の自然死を回避する能力が低下して白髪になるという興味深い結果が出ました。

花王はこの成果を元に、白髪の予防剤などの開発をめざしているそうです。

将来的に、根本的な白髪回避や黒髪復活の画期的な方法が発見されるかもしれません。今後に期待したいところです。

ちなみに、女性の白髪についてのメカニズムは下記のサイトで詳しく紹介していますので女性の方はこちらをご覧ください。

>>白髪が生える原因は何?白髪のメカニズムや噂の真相を徹底解説!

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