睡眠時無呼吸症候群

【超まとめ】睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因と症状、潜むリスクを徹底調査

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群とは、上気道が何らかの原因によって狭くなったり、閉塞した為に、睡眠中に呼吸が何度も止まったり、その状態が断続的に繰り返される事を指します。

呼吸が断続的に停止する事から、血液と脳内の酸素量が減少して二酸化炭素量が増加し、様々な症状を引き起こすリスクがあります。

英語では「(SAS(Sleep Apnea Syndrome)」と呼ばれており、頭文字から「SAS」と略されたりします。

 

日本における睡眠時無呼吸症候群の人口

日本における「睡眠時無呼吸症候群の患者数」は200万人と推定されています。男女比は男性が8割以上を占めています。

無呼吸症候群の危険なところは、「9割の方が自覚症状がない」と言う事です。実際は、潜在的な患者数を含めれば200万人は軽く超えると言われています。

 

 

いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係

いびきと睡眠時無呼吸症候群の違い

単純性のいびきと睡眠時無呼吸症候群の大きな違いは、
「睡眠時に無呼吸状態(10秒以上の呼吸停止状態)」があるかどうか。で区別されます。

 

慢性的ないびきは睡眠時無呼吸症候群の候補

また睡眠時無呼吸症候群は上気道がほぼ閉塞してしまう事に対して、単純性のいびきは上気道が狭くなるだけです。

しかし慢性的にイビキをかいていると、上気道が閉塞してしまうこともあるので、いびきと睡眠時無呼吸症候群は隣り合わせの密接な関係があります。

いびきの原因を早急に改善しないと、最終的には睡眠時無呼吸症候群になってしまう恐れが非常に大きいです。

 

 

睡眠時無呼吸症候群の原因

睡眠時無呼吸症候群の原因は、いびきの原因と基本的には同じです。いびきが悪化して、狭まっていた上気道が完全に閉塞してしまう事で呼吸が止まり、睡眠時無呼吸症候群に発展すると考えて頂ければOKです。

いびきの主要な原因は下記にまとめましたのでご参照ください↓

関連記事)いびきの原因一覧~いびきをかきやすい人の特徴をチェック~

 

 

睡眠時無呼吸症候群の症状

睡眠時無呼吸症候群は自覚する事が非常に難しい病気です。本人は寝てますからね。周りの家族が指摘してあげる事が大切です。

また、自覚症状としては昼間の強烈な眠気などが挙げられます。下記の症状が当てはまるようであれば、ご自分の睡眠時の呼吸について少しチェックしたほうが良いでしょう。

主な症状
  • 慢性的ないびき
  • いびきが止まったり苦しそうに呼吸をする
  • 睡眠中の呼吸が不規則
  • 朝の目覚めが悪い
  • 寝相が悪い
  • 苦しくなり何度も目が覚める
  • 睡眠時に咳き込んで起きる
  • 夜間頻尿(夜間で2回以上が目安)
  • 寝起きに頭痛がする
  • 寝起きに口が渇いている、喉が痛い
  • 集中力・記憶力の低下
  • 倦怠感
  • いくら寝ても疲れが取れない
  • 日中に強い眠気に襲われる

ちなみに、睡眠時無呼吸が酷い人は1回で1分以上呼吸が止まる事もありますが、基本的にはそのまま窒息死するような事はありませんのでご安心ください。

しかし、この状態が続くと様々なな弊害や合併症が起こることも考えられます。

パートナー、ご家族の方は気付いたら必ず指摘してあげて、早めに耳鼻咽喉科などの専門医へ受診させるようにしてください。

 

 

睡眠時無呼吸症候群の簡易チェックシート

睡眠時無呼吸症候群の患者は日本で200万人以上いながら、自覚している患者数は10%も満たないと言われています。

いびきで悩まれている方は、まず病院で検査や診断を受ける前に簡単なセルフチェックをしてみましょう!

下記の質問に答えると、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるかどうか診断できます。

 

睡眠時無呼吸症候群チェックシート

①睡眠時について

②日中の行動について

③身体の状態やライフスタイルについて

 

結果

赤文字の質問が1つでも当てはまる人
青文字の質問が2つ以上当てはまる人

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります

当てはまる項目が多ければ多い程可能性は高まります。(特に赤文字質問)
当てはまる項目が多かった人は、一度睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を受けてみる事をおすすめします。

 

 

睡眠時無呼吸症候群のリスク

「寝ている時に呼吸がちょっと止まるだけだし、そんなに深刻じゃないんじゃない?」

と、少し軽く見られがちな睡眠時無呼吸症候群(SAS)ですが、この病気は様々な弊害や合併症などのリスクが潜んでいます。

今回は睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされる可能性があるリスクについてご説明致します。

 

自分の体への影響

毎日、寝ている時に呼吸が頻繁に止まる事で、酸素の供給が滞ります。その為、体に様々な影響が出てきます。

 

睡眠時無呼吸症候群による合併症

  • 心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈などの心疾患
  • 肺の機能障害
  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 高脂血症
  • 浮腫
  • 脳卒中
  • インポテンツ(ED)

 

日中の活動への影響

睡眠時無呼吸症候群の方は、夜睡眠時間をしっかり取ったとしても十分な睡眠がとれず、眠気と疲れを翌日に残してしまう事が多いです。それに伴い、日中の活動にも様々な影響が出ます。

  • 慢性的な睡眠不足
  • 昼間の発作的な激しい眠気
  • 集中力、思考力、行動力、判断力、気力の低下
  • イライラ感

 

パートナーへの影響

私のように、いびきがうるさい事がきっかけで離婚する人もいるくらいですから、毎日いびきや寝像が悪い旦那さんと暮らすのはパートナーとしては非常に苦痛です。

また、合併症としてあげられる性欲減退やEDなどもあり、健康的な夫婦生活の維持を脅かす要因となっています。

 

社会的な影響

日中の激しい眠気は、社会的にかなり影響度が高いです。
仕事中も眠気が耐えられず、居眠りをしてしまって怒られたり周りから白い目で見られたり。

私も何時間寝ても眠いです。そして、仕事中に発作的に眠気が来ます。これは本当に【我慢できない眠気】なんです。立ってても立ったまま意識が無くなってしまうくらいの強烈な眠気です。仕事にも影響するし、疲れもたまります。

そして何よりも、他の人たちからこの病気は非常に理解されにくいです。場合によっては【うつ病】になってしまう人もいると言われています。

 

居眠り運転と睡眠時無呼吸症候群の関係

また、居眠り運転による交通事故は、睡眠時無呼吸症候群の人が起こしやすいと言われています。
統計では、睡眠時無呼吸症候群の人は一般の健康な人よりも4倍居眠り運転による事故が多いと言われています。

 

実際の事故

2012年に群馬県藤岡市の関越自動車道で起きた、高速ツアーバスの事故がありました。原因はドライバーの居眠り運転です。この事故は、バスが高速道路脇の壁に衝突し、乗客7名が死亡、38名が重軽傷を負った大事故となってしまいました。

運転手の日雇いなど複数の法令違反が明らかになり、バス会社の安全管理体制が問題視されました。しかし、一方で運転手にSASの症状がみられる事で、弁護側は過失の軽減措置を訴えました。

SASと交通事故をめぐっては、過去の裁判でも判例が別れており、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と事故の因果関係の立証が難しいと言われています。

結果的に、この事故ではSASの影響で突然意識を失ったとする弁護側の主張が退けられました。自動車運転過失致死傷罪などで運転手に実刑が確定しています。

 

 

まとめ

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は軽く考えると本人だけでなく、大切なパートナーにも迷惑をかけますし、社会的にも信用を失ってしまったりする原因になりうる非常に恐ろしい病気だと言う事をご理解ください。

まずは、ご自分が睡眠時無呼吸症候群かどうかセルフチェックをして、当てはまる項目があるようであれば一度医師の診断を受ける事をお勧めします。

>>睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法

 

また、単純ないびきや軽度な症状であればグッズによる対策も併用して試してみることをおすすめします!

>>いびき対策グッズのランキングはこちら







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