前立腺肥大

【超まとめ】前立腺肥大症の原因・症状・治療方法を徹底調査!

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前立腺肥大とは?加齢とともに前立腺(内腺)の細胞数が増加し肥大化する症状のことです。

そもそも前立腺とは、男性のみに存在する生殖器のことを指します。膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むかたちで存在する。クルミほどの大きさで、重さは数十グラムくらいです。

前立腺の役割はまだ解明されていない部分が多いですが、主な働きとしては前立腺液を分泌したり、精嚢から分泌された精嚢液を精巣で作られた精子と混合し精液を作り、射精における収縮や尿の排泄などの機能を担っています。

今回は中高年男性に多い、前立腺肥大症について詳しくご紹介します。

 

前立腺肥大症の原因

主な原因として、加齢・性ホルモン・喫煙・肥満・肝硬変・アルコール摂取・高血圧・遺伝が挙げられています。

ただし、これらはあくまで疑われている要因でしかなく、現在において前立腺肥大症の明らかな原因はわかっておりません。

また、喫煙やアルコール、性生活との因果関係を指摘されることもあるが明確な根拠がなく、不明とされています。

発症のメカニズムは未だ未解明だが、男性ホルモンの働きが関係していることは間違いなく、中高年以降に男性ホルモンを含む性ホルモン環境の変化が起こることにより、発症すると考えられています。

 

 

前立腺肥大の症状

主な症状は下記のとおり

  • 排尿開始遅延:排尿までの息み時間が長くなる。
  • 尿線細小:尿線が細く、チョロチョロしか出ない。
  • 尿線分裂:尿が散るために便器を汚してしまう。
  • 排尿終末時滴下:尿の最後の方がポタポタしか出ない。
  • 残尿感:排尿直後にまだ出し足りない感じがする。
  • 排尿後尿滴下:排尿後に、尿道に残っていた尿が少量漏れるもの。
  • 尿意頻拍:常に尿意が襲ってくる状態。
  • 頻尿:頻繁な尿意のために何度もトイレで排尿すること。
  • 夜間頻尿:就寝してから排尿のために、何度もトイレに足を運ぶこと。
  • 尿混濁:濁った尿が出る。
  • 尿閉:尿がほとんど出なくなる。

これらの症状は、前立腺が肥大することで尿道が塞がってしまい発生する排尿障害と、それにともなう膀胱への刺激や機能低下によって引き起こされます。

前立腺の肥大箇所や程度に個人差があり、人によって色々な症状が出ます。

 

 

前立腺肥大の検査方法・治療方法

主に、超音波エコー検査・尿検査・残尿量測定検査・内視鏡検査・血液検査によって行います。

前立腺肥大症の治療は大きく分けて3つあります。

  • 薬物治療
  • 手術治療
  • 保存治療

それぞれの治療方法について、詳しくご紹介していきます。

 

薬物治療

前立腺肥大が排尿障害を起こす理由として、大きくなった前立腺が物理的に尿道を圧迫して、通りが悪くなる事が挙げられます。

病院での前立腺肥大症の治療には下記2種類の薬剤がよく用いられます。

 

α1受容体遮断薬

前立腺平滑筋にある交感神経受容体を遮断することで、前立腺平滑筋という筋肉をほぐします。それにより尿道の圧迫を緩めて尿が通りやすくします。

 

5α還元酵素阻害薬

前立腺を小さくして、前立腺肥大による尿道の物理的な圧迫を緩和します。

前立腺の肥大には男性ホルモンが関与していますが、この男性ホルモンの前立腺に対する作用を抑えることにより、前立腺を縮小させる狙いがあります。

 

 

手術治療

薬物治療で症状の十分な改善が得られない場合や、膀胱に結石ができたり、腎機能障害が発生した場合は手術による治療が行われます。

通常は、尿道から内視鏡を挿入して行う手術が行われます。また、前立腺の肥大の度合いが大きい際は、開腹手術の判断をされる場合もあります。

 

TUR-P (経尿道的前立腺切除)

尿道から内視鏡を通し、内視鏡の先端に装着した電気メスで肥大した前立腺を尿道側から切除する方法です。

肥大した前立腺を完全にくり抜くように切除します。前立腺肥大症に対する最も標準的な方法です。

 

HoLEP (ホーレップ)

尿道から内視鏡を通し、レーザーを照射しながら肥大した前立腺の内腺と外腺の間を剥がして、内腺の部分の塊をくり抜きます。

くり抜いた内腺は、膀胱の中で細かく砕いて、吸引して取り出します。TUR-Pに比べ出血量を少なくすることが可能です。

 

PVP(光選択的レーザー前立腺蒸散)

尿道から通した内視鏡下に高出力のレーザーを照射し、肥大した内腺を蒸散(蒸発)させながら切除する方法です。

出血量が少なく、大きな前立腺肥大にも行うことができ、術後の尿道へのカテーテル留置期間も短い利点があります。

 

開腹手術

現在ではTUR-Pが困難な、大きな前立腺肥大症に対して行われることが多い方法。施術には入院が必要で、自己血を含め輸血が必要な場合もあります。

 

 

保存治療

生活改善、健康食品などを用いた始めやすい治療法です。

水分を摂りすぎない、コーヒーやアルコールを飲みすぎない、適度な運動、長時間座りっぱなしにしない、下半身の冷えを避けるなどの生活習慣の改善は、前立腺肥大症の症状緩和に役立ちます。

健康食品については、ビタミンやノコギリヤシのサプリメントなど、前立腺肥大症に有効と言われるものがありますが、科学的には有効性は示されていません。

しかし、個人的にはノコギリヤシサプリメントにかなり助けられました。興味がある方は是非下記の記事もチェックしてみてください。

>>サプリメントは効果が無い!?薬とサプリメントの違い

>>男性の前立腺肥大症におすすめのサプリメント

 

 

まとめ

前立腺肥大症は、長く付き合っていかなければならない病気です。

自己判断で放置してしまうと悪化し、生活の中で支障をきたす恐れもあるので、体に変調を感じたらすぐお医者様(泌尿器科など)へ相談に行きましょう。

頻尿で悩まれている方は、前立腺以外にも頻尿の原因はたくさんあるので、下記の記事でご自身の頻尿の原因をチェックしてみてください。

>>【超まとめ】男性の頻尿の原因と対策〜トイレのお悩み徹底調査〜

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